7月の紀伊半島の某海岸で拾ったタカラガイです。海岸に打ち上げられている貝殻は、砂に洗われているのでほとんど艶がありません。そこで状態の良いものを選び、せっせと磨いてみたところ、生貝には及ばないもののかなり綺麗になりました。
撮影日:2004.08.14
タカラガイには色々な種類がありますが、図鑑やWeb上で首っ引きで調べたところ、なんとか名前が分かりました。
左端の大きいの(殻の長さ4cmくらい)から番号順に:
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というところでした。ただし亜種までは分からなかったので、完全ではないと思います。
ちなみに、生貝の殻(左:ハナマルユキ Erosaria caputserpentis、右:ハナビラダカラ Erosaria annulus)は非常に奇麗な艶があります。これは殻の表面が貝の外套膜に常に覆われていて、付着物が付かないからということだそうです。