関西の海岸に打ち上げられていたタカラガイの一種、ハツユキダカラ Erosaria miliaris の貝殻です。殻の長さは約4cm。このあたりで見つかるタカラガイの中では大きいほうです。
撮影日:2013.03.02
通常、打ち上げで見つかる貝殻は波と砂に洗われるので貝殻の表面の艶がありません。しかし、このハツユキダカラはかなり状態が良いように見えました。そこで水洗いしてハンカチで拭いてみたところ、ほぼ生きている状態に近いような艶が出ました。このようなタカラガイを見つけられたのは、かなり幸運だったと思います。