冬の寒い中、樹の幹にコケが繁茂していました。一部には直径が1mmちょっとくらいの小さな粒状の朔(さく)が密集していました。肉眼では朔は点々にしか見えませんでしたが、接写をしてみると、朔の先端がオレンジ色をしている結構きれいな朔です。これを手がかりに調べてみたところ、どうやらヒナノハイゴケ Venturiella sinensis だと思われました。
撮影日:2016.11.25
樹の幹には他にも異なる朔をもつコケ類がありました。冬に繁殖するコケもあるのですね。