今頃の季節、カラスウリ Trichosanthes cucumeroides の赤い実が、蔓が絡み付いた樹の枝からぶら下がっているのを見ることができます。そんなカラスウリの種子を撮影してみました。種子の大きさは長い方の横幅で1cm弱で、なんのためにこんな形をしているのかは謎ですが、見る角度によってカマキリの頭のように見えたり、大黒様の形のようにもみえたりして、なかなか飽きないです。
この写真では果実から取り出してすぐに撮影しているので表面がつやつやと黒光りしていますが、このまま放っておくと表面が乾いてしわしわになり、色も茶色っぽくなってしまいます。
撮影日:2005.11.11