謎な卵


2004.03.27

 海岸の岸壁にくっ付いているムラサキイガイの殻の表面に妙なものが沢山くっ付いていました。直径が2mmくらいのイカやタコの吸盤?のような透明な粒々です。触ってみるとかなり弾力があります。何かの卵かなぁと拡大して見てみたところ、なんと粒々の中にはさらに小さい白い粒々が沢山入っていました。たしかに何かの卵のようですが、なんだこりゃ...?

撮影日:2004.03.20

ムギガイ卵

 今回は幸い、そばに詳しい人がいたので聞いてみたところ、即座にムギガイ Mitrella bicincta の卵塊であると教えていただきました。ムギガイは長さ1-1.5cmくらいの小さな巻貝で、海岸には普通に見られる種類です。しかし、ムギガイがこんな卵を生むとは思いませんでした(^^;;)。


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