我が家の植木鉢の下に何やらヌメヌメとした物体がいました。ひょっとして、と思って水で洗ってみたところ、やはりオオミスジコウガイビル Bipalium nobile でした。体長は20cmくらい。無理矢理引き延ばせば(^^;)30cmくらいまでいきそうです。周辺で目撃されていたので時間の問題とは思っていましたが、ついに我が家にもやってきた、というところでしょうか。なお、これとは別に10cmくらいの黒いやつ(クロイロコウガイビル)が昔からいますが、最近はあまり見ません。
「ヒル」という名前がついていますが、いわゆる「蛭(ミミズの仲間)」ではなく、血を吸ったりはしません。普段は土の中や落葉の中にいて、ナメクジやミミズを食べて暮らしています。
撮影日:2007.10.20
オオミスジコウガイビルは外来種で、都会近辺でよく見られるということです。いったい、どこから来たのでしょうか? また、体長は長いものは1mを越えますが、この写真のように短いものもいて、これらが同じ種類なのかどうかは良く分かっていないようです。