しったか(バテイラ)


2007.07.11

 デパートの食品売り場で「しったか」を売っていました。"しったか"は「尻高」と書き、巻貝の形から来ているのでしょう。殻の高さは3cmくらい。煮貝にして美味しくいただいた後に写真を撮りました。名前を調べてみるとバテイラ Omphalius pfeifferi という貝のようです。この巻貝の蓋は弾力のある革質で、ほぼ渦巻き状の構造になっています(写真にマウスのポインタを乗せると切り替わります)。貝殻だけでなく蓋まで巻いているのが面白いですね。実際のところ、このような蓋を持つ巻貝は多いです。

撮影日:2007.07.11

バテイラ


 ちなみに、この貝を下から見ると(写真の右)、殻の中心に穴が開いています。ここの穴の有無も種類を見分けるポイントになることがあります。


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