ヒメスナホリムシ Excirolana chiltoni は、砂浜海岸の波打ち際の砂の中に棲む、いわゆるダンゴムシ(オカダンゴムシ)やワラジムシの仲間です。体長は5-6mmで、昼間は砂の中に隠れていて、夜になると砂上や海中に出てきて魚の死体などを食べています。
比較的浅い砂の中にいるので、波打ち際の砂を少し掘って水たまりを作ると、その中に泳ぎ出てきて再び砂の中に潜っていくのを見ることができるでしょう。
撮影日:2013.10.06(掌に乗せて撮影)
ちなみに、今話題のダイオウグソクムシやオオグソクムシも同じ仲間(スナホリムシ科 Cirolanidae)です。大きさにずいぶん幅がありますね。