耳石・その2

2007.12.12

 家に帰ると、夕食のおかずはホウボウ Chelidonichthys spinosus とイトヨリダイ Nemipterus virgatus でした。どちらも体長は25cmくらい。美味しくいただいた後、また耳石を探してみました。イトヨリダイの耳石はすぐに見つかりました。長さは約8mm(写真上)。ホウボウの耳石は、あれ?なかなかみつかりません。やっと見つけたのは長さ約4mmという小さなものでした(写真下)。体長は同じくらいなのにずいぶん大きさが違うのが面白いですね。また、どちらも年輪はあまりはっきりせず、以前に見たカサゴやメバルと比べるとずいぶん違います。

撮影日:2007.12.10

耳石

耳石

 年輪は季節による成長の違いによって生じるのでしょうから、年輪が見え難いのは季節による成長の違いが小さいか、または生活環境の季節変化が少ない、ということになるのかもしれません。もちろん、種ごとに特性が違う、ということもあると思います。


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